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ヤマ・リンガムを過ぎると間もなく前方に分岐点が見えてくる。 |
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この分岐点を右の道へ行く。 |
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ギリプラダクシナでは「道の左側」を歩くため、右折の為に大通りを横断することとなるので、車の流れに十分注意すること。 |
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中央分離帯のエンド部分、新しく設置された横断歩道があるので、ここで右側へ渡るのがよいだろう。 |
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巡礼者の為の休憩スペース、いくつかある大きな分岐点毎にこのようなスペースが新たに設置された。 |
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この辺りからのアルナーチャラの様子。 雨季ではこのように頂に雲がかかっていることも多い。 |
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アシュラム正門からスタートして最初の分岐点になる。
左の道はバンガロールへ続く・・・バンガロールからインドに入ってティルヴァンナマライへ向かう際はこの道を向こうからやって来ることになる。 |
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分岐点の標識。 「GRIVALAM」とはギリプラダクシナのこと(タミル語と思われる)なので、つまりここからが「ギリプラダクシナ・パス」と呼ばれる道に入る。 |
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この辺りから見たアルナーチャラの様子。 |
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いざギリプラダクシナ・パスへ!! ガネーシャの祠にご挨拶してから歩こう。 |
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これまで歩いてきた道に比べると幅が狭く、並木もドーム状になっている場所があって、木陰が涼しいし少々の雨でも凌ぎやすい。
ただしこの道は国道間のバイパス経路としても機能しているため、時に大型車両も驀進してくるので十分に注意すること。
慣れないうちは左側の「歩道」を歩いた方が無難である。 |
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19年撮影、道の右側にも歩道が敷設された。ただしギリプラダクシナとして歩く際には、「右側は歩かない」のがセオリーである。 |
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歩道のはずだが時にバイクが走っていたり、動物だけでなくサドゥさんやお乞食さんがごろごろ寝ていたりもする。 また目地の隙間に細かいゴミが残っていたり、目地のパターン自体が足の裏に不要な刺激を与えるため、裸足だと案外歩き難かったりもする。 |
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途上の寺院あれこれ点描(笑)。 |
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途上の寺院あれこれ点描(笑)。 |
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ギリプラダクシナパス全域に点在するベンチ、休憩にはありがたい。 |
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道の左側に広がる風景。 のんびらとした田園風景・・・ではあるが、昔に比べると昨今は宅地造成が進行中でもあり、こういう風景はますます減少していくのであろう。 |
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19年撮影の上とほぼ同じ地点、周囲に比べるとほとんど変化が無くて何だかホッとする。 |
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お馴染みの野良わんこたち、ギリプラダクシナ・パスでは特に多い。 性格はいろいろ・・・馴れ馴れしい奴もいるし、もちろん吠えかかってくる奴もいる。 ビスケットを用意しておいて、吠えかかる奴にあげればすぐに「お友達」に変身する(笑)・・・そのうちこちらの顔を覚えて、歩くたびにやってきて自分の縄張りを出るまでお供してくれたりもする。 しかしたまに噛まれる事故もあり、狂犬には要注意!! |
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途上の寺院あれこれ点描(笑)。 |
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時折設置されている標識。 街の中心部であるアルナチャレシュワラ大寺院までの距離を示しているが、当然大寺院もギリプラダクシナのルート上にあるわけで、まだ9キロも歩くわけである。 これとは逆に「大寺院から〇〇キロ」という表示のものもある。
ただしいずれの場合もこの「距離の表記の正確さ」はあんまり信用できない(笑)。
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途上の寺院あれこれ点描(笑)。 毎年いくつか新しい建物(特に寺院やお社など)が増えていく傾向にある。
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この辺りはかろうじて「昔の雰囲気が僅かに残されている」・・かな? 右側の歩道もまだ敷設されていない。 |
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右側にある沐浴場と寺院、これは古来から由緒あるもの。
この写真は2004年撮影なので、道路の様子が違うことがお分かりいただけるだろう。 |
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同じ建物だが2014年撮影。 |
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同じ建物の2019年撮影。 |
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車道の方が歩き易い場合もあるが、通行している車両はどれも「歩行者優先」などと言う意識は毛頭持ち合わせていないので、接近する車両には十分注意すること(平気で逆走してくるし)。 外国人がギリプラダクシナの途上で交通事故に遭うケースも時に発生している。 |
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上記沐浴場を過ぎると左側にあるクリシュナの小さなお社。 |
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14年撮影、屋根が出来た。 こちらは昔からあるお社でなので、歩道が「後付」で作られたのがよくわかる。
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上記の19年撮影、なんと移転?してしまったらしい。 |
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上記クリシュナのお社の対面にある祠。 こちらも古くから鎮座ましましている。 |
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19年撮影、新築途上の寺院・・・前述のクリシュナ寺院の移転先かも? |
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アウタールート全域に渡りこのようなマップが設置されて、ビギナーでも自分の現在位置が把握しやすくなった(ラマナ・アシュラムは地図の真下辺りになる)。 |
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前方左手に見えてくる「ニルディ・リンガム」 以前に比べると道路右側も整備されパースペクティヴが向上している。 |
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やがて大きく右へカーブするところに出るが、このカーブの左側に「ニルディ・リンガム」の入口がある。 |
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「ニルディ・リンガム」の入口。 ここまでで全体の4分の1を歩いたことになる。 |
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入口から少し離れたところにある「ニルディ・リンガム」 8方位リンガムの一つで、アルナーチャラ山頂から見て南西の方向に位置している。 |
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撮影で立ち寄った際に降雨となった・・・雨宿りするサドゥさん達。 |
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こちらは2004年撮影時のニルディ・リンガム。 天蓋の工事が始まったばかりなのが分かる。 以前はほとんどのリンガムがこんな風な簡素なものだった(笑) 御寄進が沢山集まるようになって、上記のように増築された。 |
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ニルディ・リンガム付近から見たアルナーチャラ、ヤマ・リンガム辺りからに比べて主峰がせり出して見える。 (蛇足であるが、故・柳田侃先生はギリプラダクシナではここら辺のアルナーチャラの様子がお気に入りであった。) |