
「ギリプラダクシナ(アルナーチャラ巡礼行)」総合解説・紹介コーナー
ギリプラダクシナとはアルナーチャラの周囲13キロ半を裸足で歩いて巡礼する行為であり、ラマナも自らこれを実践するだけでなく、機会あるたびに信奉者にも勧めていました。
昨年末出版された「アルナーチャラ・ラマナ 愛と明け渡し」の中では、ラマナご自身がこの「ギリプラダクシナ」について言及された言葉がいくつか収録されております。↓
http://thetruthis.g2.xrea.com/information/arunachala-ramana.htm
しかしながらこれまで日本でのラマナ・マハルシに関する情報紹介では、このギリプラダクシナがあまり積極的に紹介されてこなかった経緯があり、現時点では「ギリプラダクシナ」について具体的・実際的に詳細に解説する日本語情報は極めて限定されたものしかありません。
そこで「ギリプラダクシナの全体的な・総合的な解説をするコーナー」を「臨在」サイトに編入しようということになりました。
全体は4つのパートで構成されています。
1・そもそも「アルナーチャラ」という御山とはどういうものなのか?
2・その「アルナーチャラ」の巡礼行である「ギリプラダクシナ」とはどういうものなのか?
・・以上2部については出来るだけサイト管理人個人の見解を入れずに、故・柳田侃先生(かってギリプラダクシナを700回以上も歩かれた)が解説された文献からの引用と、何よりもラマナご自身が言及された内容で構成しています。
そして、
3・アウタールート紹介と実際に歩くための具体的なガイド
4・実践的体験に基づく様々な知見の紹介
5・21世紀の現代インドにおけるギリプラダクシナの意義
となって、この3つ(特に5)では「先達的な立場(これまでに418回歩いている)」にあるサイト管理人自身の見解も掲載しています。
2020年2月21日追記
第3部を大幅にリニューアルしました!!
2004年の「臨在」サイト立ち上げ直後の訪問時に最初の「ルート全体撮影」を実施したものの、実際の紹介・解説コーナーの立ち上げは諸般の事情により中断したままとなり、これではいかんと一念発起して14年に2回目の全体撮影をした画像資料をメインで構成作業に着手、2015年9月にこの「ギリプラダクシナ紹介・解説」コーナー全体の掲載となりました。
しかし現代のインドの経済発展とそれによる地方都市の再開発のテンポは目を見張るものがあり、この「ギリプラダクシナ・アウタールート」も時代の波を真っ向から受けただけではなく、デリーの中央政府による「観光政策推進」の対象ともなって「整備開発の予算」が計上される・・・ことにもなったそうです。
そして14年の全体撮影から5年が経過した19年春の訪問の際に、様相が激変している現状にまたまた「これではいかん」と一念発起して(笑)、とりわけ第3部での「アウタールート詳細解説」について19年12月の訪問に際してあらためて全体撮影を実施、その画像資料をメインで改訂作業に着手し、20年2月21日「マハー・シヴァラトリ」の佳き日にリニューアル版掲載開始となりました。
2021年6月21日追記
「熱く語る~ラマナ=アルナーチャラへの信愛」第5回より
トーク前半

・第5部 21世紀の現代インドにおけるギリプラダクシナの意義
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