☆「個人手配」旅行でのアルナーチャラ訪問・滞在 Part1

 

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具体的な「個人手配旅行」段取りの流れ

 


 


さて「個人手配」旅行そのものが初めてという方となると、段取りの「全体の流れ」自体の概要を解説した方が良いだろう・・ということで、このページで説明したいと思います。

ここでは「アルナーチャラ訪問・ラマナアシュラム滞在」の為に特化した個人手配の段取りの解説ですので、一般的・全般的な「インド個人手配旅行」の諸ガイダンスは、各種旅行ガイドブックや専門的なサイトなども併用して参考にして下さい。

 

 

 

どのように「個人手配旅行」のプロセスをクリアしていけばよいのか?・・・基本的には次のようなステップを踏んで処理していくことになります。


 

1・エアチケットの手配

 

・乗り継ぎ時間を考慮する

 

現状日本から南インドへの「直行便」はありませんので、どの航空会社であっても、どこかの第3国経由地(上海・香港・バンコク・クアラルンプール・シンガポールなど・・エアインディアの場合はニューデリーまで直行し国内線に乗り換え)で「乗り換える」必要があります。

チケット自体は最初から「通し」で手配できますが、値段の安いチケットだと(同じ航空会社でも)この「乗り換え」時間が半日以上ある・・という設定のケースもかなり多いので注意が必要です。

しかしそれを利用して経由地で半日観光を楽しむ・・・ということも可能ですので(「ストップ・オーバー」設定可能チケットの場合)、時間と興味のある人には選択肢の一つでありましょう。


もっとも逆に「乗り換え時間」が短かすぎる・・のもデメリットがあり、もし出発便が何らかの事情で遅延した場合に「乗り換え便に間に合わない」・・という事態に陥るケースも時に出来します。


 

普通は「出発便」と「乗り継ぎ便」が同じ航空会社なのが一般的で、それ故に「出発便が遅延してもある程度は待っていてくれる」ことが多いですが、異なる航空会社のジョイント・チケットの場合(キャンペーンなどでお値段が安いケースが多い)だと、そこらへんの忖度配慮無し・問答無用でアウト!の可能性も高い・・です。

 

そういう意味では、実際には4~5時間位の待ち時間の方が心理的にゆとりがあったりもします。

 

 

・帰路便の出発時間に留意する


 

ラマナアシュラムのあるタミルナドゥ州ティルヴァンナマライへの最寄りの国際空港は、州都チェンナイ(Chennai)・・旧名マドラス(Madras)か,、お隣のカルナータカ州の州都ベンガルール(Bengaluru)・・旧名バンガロール(Bangalore)のいずれかとなります。未だに旧名称の方が通じやすい場合もあります。


基本的にはチェンナイの方をお勧めします。道路の整備状況がベンガル―ルより進んでいるのでアシュラムまでの時間が4時間弱(夜間なら3時間を切ることもあり)で済みます。

ベンガル―ルは高地なのでうねうねとした山道であることに加えて、空港との間に市街中心部があり、この中心地帯の交通状況が大渋滞になるケースが頻繁にあって、これに遭遇すると6時間以上かかることがあります(帰路便の場合、出発時間に間に合わず乗り遅れたケースもままある)。

距離的にもチェンナイの方が近いのでバスにしろタクシーにしろベンガル―ルよりも料金も安くなります。

 

ただしフライトスケジュールの関係がどうか?・・ということも考慮した方が良いでしょう。

 

インド到着時間ももとより、帰りにアルナーチャラを出発する際にチェンナイ発フライトが早朝なので前泊が必要になる・・というケースの場合、ベンガル―ル発フライトなら昼頃に出れば間に合う・・というスケジュール設定なら、それだけ長くアルナーチャラに滞在できるわけなので、

場合によっては入国はチェンナイでベンガル―ルから出国(あるいはその逆)という旅程の方が都合が良かったりもする・・わけです。


この場合は往路と帰路を違う空港にする「オープン・ジョウ」という設定ができるチケット、もしくは手配の段階で「往復」ではなく「片道」を往路・帰路で別々に手配する(ただしLCCA以外の航空会社だと割高になるのが殆ど)・・ことになります。

 

 

・「これが最適」という航空券はその都度異なる

 

国際線チケットの販売のされ方というのは、きわめて複雑な様相を呈しており、割引キャンペーンの有無・日時の違い・為替相場・原油価格の変化などなどの複数のパラメーターにより変動します。


結局は「アルナーチャラに行こう!」と決意した後で、

 

「いつ頃・どの位の期間・どのように(アルナーチャラ直行直帰か、他の場所や国にも寄るか?など)出かけるのか?」

 

という希望が概ね確定した段階で、その時点における最も適切なチケットを探して手配する。

・・・ということにならざるを得ません。


これはいささか「複雑に込み入った数次方程式やパズルを解く?」みたいなところもありまして(笑)、経験を積んで旅慣れてくるとこの作業そのものが楽しく感じられるようにもなりますが、最初はかなり面倒に感じられるかもしれません。


なので初心者・不慣れな方で、自分一人でネット上でチケット手配を完結させるのにいささか不安・困難を感じる場合は、

 

「インド方面に強い」旅行代理店と電話でやりとりしながら、専門家のアドバイスを聞きながら手配を確定する

方が望ましい・・・とも言えるでしょう。「インド方面に強い」旅行代理店」は「地球の歩き方・インド編」ほかのガイドブックに広告を出しています。


 

この国際線チケット手配というのは、(短期滞在であればあるほど)結果的に「全体の旅費の中でもっとも大きな割合を占める」ことになりますので、十分熟慮検討して処理して下さい。


参考までにサイト管理人がよく利用するサイトは

 

トラベルコ

 

 

エアアジア→

 

 

 

2・アシュラム滞在許可申請

 

チケット手配が済み「インド到着・出発の日付」が確定したら、次にラマナアシュラムへ「滞在許可申請」を連絡します。

もちろん「先にアシュラムの滞在許可」が決定してからエアチケットを手配する・・・ことも可能ですが、「希望日に上手い具合にチケットがとれない」という事態もあり得るわけなので、フライトの確定を先行する方が一般的といえるでしょう。


もし何かの都合で滞在許可の出た到着日が「前にズレる」場合、その変更は認められないケースが殆どなので、許可された日が来るまで外部のホテルに泊まることになります。

「後ろにズレる」ことに対しては寛容ですが、滞在期限日数がそのままスライドすることを許可してもらえるか否か?・・・はケースバイケースです。


 

この滞在許可は基本的に「訪問予定の1ヶ月前までに申請」するようにアシュラムは要望していますが、滞在時期が現地の大祭・各種公式行事などに重なる場合はもっと早い時期に申請する必要があります。

 

またリピーターの場合、原則として前回滞在から4~6ヶ月ほど空けるように・・という要請もありますので、2回目以降の訪問・滞在計画を検討する際にはその点も考慮する必要があります。


 

滞在許可申請の詳細解説はこちら→

 

 

 

3・インドヴィザ申請

 

エアチケットの手配とアシュラム滞在許可が出そろったら、次はそれぞれの旅行計画に適切な段階で、インドのヴィザを申請・取得する必要があります。外国人がインドに入国するに際してはヴィザが必要となり、ヴィザがない場合日本の空港のカウンターでチェックされ、出国・搭乗することが出来ませんので事前に必ずヴィザを取得してください。

 

詳細はこちら→

 

 

 

4・アシュラム・タクシー手配

 

到着する空港もしくは宿泊するホテルからの移動に際して、「アシュラムタクシー」を事前に依頼する場合は、出発のおおよそ1週間前辺りの段階で「タクシー手配」の旨をアシュラムへ連絡します。

 

詳細はこちら→

 

 

 

 

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