ラマナシュラムは南インドのタミル−ナドゥ州、ティルヴァンナマライ(Tiruvannamalai)という町にあります。

 

 

 

以前は日本で出版されているインドの旅行ガイドブックでこの町が紹介されているものがありませんでしたが、

 

2013年以降は「地球の歩き方・南インド編」に掲載されるようになりました。→

 

 

 

 

しかしながら、実際問題として「どうやったらそこに行くことが出来るのか?」ということが、インド慣れした旅行者以外ではなかなか具体的に分かりにくい・・・事も多いようです。

 

 

 

 

時々ここを含めた「聖地巡礼ツアー」が企画されることもあるようですが、その機会は少ないですしここを主目的とするには日数的に不満が出るかもしれません。

 

 

 

 

 

実はその気にさえなって少しばかり自分で努力すれば、ここへはもっと安価なお値段で来られますし時間の許す限り滞在できるわけです。

 

いわゆる「個人手配旅行」という形です、あるいは「格安航空券」だけ手配してインド入りし後は完全自力でもそれほど困難な旅ではありません

 

 

 

確かに「個人手配の旅」というのはあれこれの懸案事項を一つづつ解決していく作業と抱き合わせであり、時にそれが大変煩わしかったりします。

 

 

それでもどうにかして「アルナーチャラへ行きたい!!!」という気持ちが強いのならば、個人手配で行くしかありません。


 

しかしながら数々の事務処理事項を自分の手で一つ一つクリアして、ついにアルナーチャラの地に辿り着いたときの感動筆舌に尽くし難い比類無きものがあります。

 

 

あるいは「アルナーチャラへ行きたい!!」という想いは視点を変えれば、「アルナーチャラからの召命」なのだ・・・ということなのかもしれません。

であるのならばその召命に応えるために、自力で一つ一つの懸案事項を頭をひねってふうふう言いながらクリアしていく・・という作業自体がすでに

「未知への巡礼の旅」なのであり、「アルナーチャラへ行くのだ!!」という強い意志を確認していく営為でもあり、それもまた「バクティ」である・・のかもしれないのです。

 

 

 


 

「それでもとにかくアルナーチャラへ行きたい!!」

 

 

・・・という情熱が全てに優先するというか、自身の中で最優先されるが故に、諸々の「不安」も抱き抱えたままであろうとも、勇気を振り絞って旅に出る!

ことになるわけです。

 

それは「この『旅』というプロセスに自身の実存を完全に委託する」ギャンブルである・・かもしれませんが、得てして「信仰の確信」というものは

 

「非日常的な地平への根拠無き跳躍の試み」を契機としてもたらされる

 

 

・・・ことが少なくありません(禅語に曰く「大死一番、絶後に再蘇」)。

 

 


 

アルナーチャラへ行くという営為は、単なる「物見遊山の観光旅行」ではありません・・・。

そしてそれ故に、名実共に「巡礼の旅」に相応しい体験をもたらす契機となることでしょう。

 

 

 

 

HOW TO GO ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他に目的がない限りアシュラムへ行くにはチェンナイ(旧マドラス)もしくはバンガロールへの空路入国になります。日本からの乗り入れはあまり都合よく出来てはいません。直行便がないのでどうしてもどこかで

 

乗り継ぎとなります。到着が深夜になるケースも多く、いずれであれアシュラムに到着するのは日本を出た翌日になります。

 

到着日が確定したら、アシュラムに「ゲストとしての滞在許可」を申請する必要があります。

 

 

 

チェンナイもしくはバンガロールに着いてしまえばアシュラムのあるティルヴァンナマライの街まではそれほど遠いわけではありません。

 

鉄道もありますが一日一便なので断然バスの方が便利です。

 

 

両方の都市のバスターミナルからは頻繁にティルヴァンナマライ行きのバスが出ています(係員に聞けば教えてくれます、英語が出来なくても地名を連呼すれば解ってくれる)。時間にして約4時間半から5時間、料金は日本円で約150円です。

 

ンガロールからの場合は、アシュラム正門前を通ってティルヴァンナマライのバスターミナルへ向かうので、事前に車掌にその旨を伝えておけばアシュラム正門で降ろしてくれます。

 

ティルヴァンナマライのバスターミナルからはオートリキシャに乗って10分ほどでアシュラム正門に到着です。

 

 

 

とはいえインドが初めての人には肉体的にも心理的にもなかなか辛いことでしょう、インドのバスに日本のツアーバスの快適さは到底期待できませんし(インドでは200キロなんて距離は「近距離」なのです)、バスターミナルの雑多なる光景はたぶんカルチャーショックであろうか?・・とも思われますしね(慣れてしまえばどうという事はないのですが)。

 

 

 

そこで登場するのはタクシーということになりますが「アシュラムの滞在許可」を得たゲストは事前にリクエストすれば、アシュラムの方からタクシーを手配して空港またはホテルへ迎えに来てもらえます

 

 

 

 

 

 

 

そして「よし、絶対に行くぞ!!」と決意した後は、どのように実際に具体的な段取りで準備を進めていけばよいか?

 

 

 

 

 

 

・・・・ということを次のページで詳細に解説いたします。→

 

 

 

 

 

 

         

                                           

 

 

 

☆アルナーチャラ訪問・滞在するための「個人手配旅行」についての「コンサルタント業務」を実施しています

 

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