これまでは05年3月に私がコラムに書いた記事にリンクする形で治安状況の注意喚起をしていましたたが、最近アシュラム・ボランティアでもあり日本の大学の先生も勤められたりして親日家であるチャンドラ・モーリー氏(ヤナギダ・ハウスのお隣の住人でもある)の発案で、日本語で書かれたチラシを現地で見かける日本人に配布しているそうです。
氏よりこのサイトにもそのチラシの内容を掲載して、特に初めて訪問される方への注意喚起をして欲しい・・との依頼がありましたので、ここに掲載する事とします。
初めて来られた日本の皆様へ・・・・・
注意事項
<トラブルに巻き込まれないために>
★現地で知り合った人から勧められた食べ物、飲み物は不用意に口にしないことが大切です。(最近の事例では、勧められたタバコにガンジャが混入されていて、失神している間に、貴重品を全て盗まれたという事件がありました。)
管理者補足・・まあこの手の事件はこれまでも特に大都市部では珍しくなくツーリストの常識でもあるのですが、近年発展著しく外国人の出入りも激増したティルヴァンナマライでも油断できなくなってきた・・ということでしょう。
★ギリプラダクシナ(アルナチャラの周りを巡る行)やスカンダアシュラム、ビルバクシャ洞窟に行くときは見知らぬ人と同行しないように注意してください。(途中で相手が引ったくりに早変わりするケースがあります。またガイドを装って接近してくる場合もあります。)
管理者補足・・これまでは単独行(特に女性の)を避けるように・・という注意でしたが、最近はこういうケースも出てきたそうです。とはいえ誰も一緒に行く人がいないけど行きたい!ということもあるわけで、その際は西洋人と一緒に行くか、家族連れのインド人一行にくっついて行く、というのが妥当でしょう。因みにアシュラム公認のガイドというものはありませんから騙されないように!私が滞在中の場合はご案内いたしますのでお気軽に声をかけて下さいね。
★窃盗にあわないように自分の部屋には自前の錠前をかけてください。貴重品はオフィスに預けるようにしてください。
管理者補足・・渡された錠前だけでなく自分の錠もかける!これはインドの旅の鉄則です、インドの鍵の精度とホテルの従業員は信用してはいけません(笑)、アシュラム職員は信用できてもアシュラム自体が出入り自由なので、参拝者を装った泥棒も簡単にゲストルーム・エリアに入ってきます。南京錠よりもワイヤーロックの方が壊しにくいのでお勧めです(移動中に荷物を盗られないようにする時にも使えますし)。アシュラムのゲストルームであっても部屋によってはドア自体のロックが壊れていて南京錠を渡されるケースもありますから(笑)。
★瞑想ホール、サマディホール、ニューホールで瞑想する時は、自分の持ち物に充分注意してください。瞑想中に貴重品の入ったバッグが頻繁に盗まれています。決して片時も、バッグを置き去りにしないように注意してください。
管理者補足・・これはいつになっても無くならない話です。ついつい聖なる場所ということで錯覚しがちですが、ここがインドである事を忘れてはいけません・・泥棒さんにとっては瞑想中で注意力低下した外国人は絶好のカモです(笑)、まあ盗まれたらそれだけ自分は深く瞑想に入っていたのだ!と感動して被害は忘れましょう・・・という芸当が出来る人以外は、パスポート・航空券・外貨等の貴重品はオフィスに預けておき、ホールに入る時は出来るだけ荷物を持たないようにする・・のが基本です、荷物が気になっておちおち瞑想も出来ない・・では全く本末転倒ですからね(笑)。
下の写真はディーパム大祭時の満月の日のアシュラムの様子です・・・これだけの人波が押し寄せるからには、泥棒さんたちも稼ぎ時ですから商売に励む為にやってくるわけです・・・・もっともこうなると到底「瞑想なんかやってられるかあああ・・!」ですけどね(笑)。
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