アシュラムでは牛が飼われています。この牧場の歴史は「解脱した牛 ラクシュミー」がバガヴァンへの贈り物として母牛と一緒にアシュラムにやってきたことから始まりました。当時は牛を飼う施設はなかったのでバガヴァンは気持ちだけ受け取ろうとされたのですが、贈り主が納得せずに困っていたところを、普段おとなしくてあまり目立たなかったある信奉者が「私が面倒を見ます」と熱烈に申し出て、彼の熱心な世話によってラクシュミーはアシュラムの住人となりました。
現在は100頭以上の牛が飼われています。アシュラムの食事に使われる乳製品は全てここの牛達からの贈り物です。
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全部で100頭以上の牛がいます。荷役用の雄牛もいます。まちがっても「肉骨粉」なんぞ食わせてません(笑)、配合飼料も使っていないと思いますので、純粋な植物性ウンチの「芳しい」匂いですよ! |
なんともお見事な雌牛たちです。「解脱した牛 ラクシュミー」の子孫達もかなりいるそうですが、どの牛かは我々では見当がつきません(笑) |
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こちらは小屋の中。ミルクは搾乳機ではなくもちろん手絞りです。食堂で供される乳製品は全て毎日ここから供給されています。 |
裏側の様子です。大牧場ではありませんがゆったりとしたスペースですね。 |
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肉付きや毛の艶などが素人目に見ても街中の牛達より遥かに立派なのがわかります。 |
これは牛達の餌になる草の畑です。アシュラム敷地内の各所にあり人の胸の高さくらいまで育つと刈り取りますが、根はそのままでまた新しい葉が生えてきます・・・手入れはこのように時々水を引き込むだけ。私は一時期この畑の水遣り作業を頼まれてやっていました。地面が見えないほど茂ると蛇の住処になったりするそうで気にし始めるとちょっと怖いです(笑) |
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