アシュラム生活の拠点のひとつはこのゲストルームですが、さて実際には内部はどんな感じなのか・・紹介します。
もちろん新しいゲストルームの方が綺麗ですが、機能的には大して変わりはありません。冷暖房・テレビ・電話・冷蔵庫などといったものはありません。最初は何とも落ち着かないかもしれませんが、慣れてしまうとこのシンプルなスタイルが快適になってきます。
電源コンセントはありますので持ち込み電化製品も使用できます・・・(といってもせいぜいビデオカメラ等の充電くらいしか使い道はないでしょう)。
食事は食堂をしますが部屋の中でも飲食は構いません、ただしノンヴェジ食品を持ち込まないように!甘いものなどは気をつけないとすぐに蟻がたかります。
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男性用シングルルーム A-4 コテージタイプの内部を紹介します。 因みにこの部屋は前室付きで便利ですが、酷暑季にはかなり暑いです。 |
室内です。ベッド・寝具・机・椅子・ごみ箱は備え付けの備品です。ゴザ始め細々した物は全て私の持ち込み品。 外出時はもちろん在室中も入口の戸は占めておく事・・・猿や犬が入ってきていろいろ持って行ってしまいますよ(笑)!
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椅子はあってもクッションは自前で用意する事。棚の上に食品類を置いてありますが、気をつけないと蟻がたかります(笑) 窓には鉄格子が入っています、外からの侵入を防ぐ為ですが最初は囚人のような気がすることでしょう(笑)、ガラスは入っていませんが網戸になっています。扉や窓周辺はヤモリが活動していますので、閉めるときには気をつけて彼らを挟み殺さないように! |
ベッドはスチール製のものが多いですが、この部屋は木製でした。木製だと南京虫やダニが生息している事がありますので御注意を!この時の滞在では最初の頃かなりダニにやられました(笑)。 |
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天井に設置されている巨大扇風機。クーラーというものはないので暑い時はこれだけが頼りです(酷暑季は「熱風機」だったりしますが)。回転速度の切り替えはありますが、タイマーなんぞは付いてないのでつけっぱなしで寝る際は風邪をひかぬように御注意。 |
椅子は備品ですがその他は私物のお茶道具セット。「電熱湯沸しコイル」は旅の友!これさえあれば好きな時にお茶やコーヒーが飲めます。 室内への食品類の持込・飲食は構いませんが、酒・タバコ・ドラック・魚肉類の持込は禁止です。うっかり日本からカップヌードルを持ち込まぬように! |
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部屋の奥にバスルームがあります。戸は匂いが気にならなければ空けて置いた方が風通りがよくて涼しいですが、排水口から入り込んだ蛙や蟻がやってきます。まあサソリやムカデ、蛇も入ってこないとも限らないので御注意を。 |
バスルームです。シャワーはないのでバケツに水を貯めてカップで掬ってざぶざぶかぶります。給水タンクが空になって暫く断水になることもありますので(20分くらいで復旧する・・ただし停電しなければ)、用心して常に貯めておいた方が安心です。洗濯もここで手洗いです。 水は飲めない事もないですが我々はやめた方が良いでしょう(沸かして飲む分には問題ない)。 この部屋は洗面台がついてますが、ない部屋もあります。 排水口は壁の下のところに「横穴を空けてそのまま外へ流す方式」なので、使用後は栓をしておかないと、蛙始めいろいろお客さんが入ってきます、嫌いな方は充分御注意ください。 |
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お馴染みのインド式トイレ。この場合紙を使わずに水だけでお尻を洗います、いわば手動ウォシュレットです!御覧のようにそのための蛇口も付いていますので右手でカップの水をお尻に流しながら左手で洗います。 最初は抵抗があるかもしれませんが、一度この方式に慣れると快適そのもの!2度とトイレットペーパーなんぞ使う気にならなくなりますよ(笑)。 |