知人Sさんの体験談
 (サイト管理人が若干のリライトを施しています)






人生初の「海外一人旅」はまさかのインド! ・・・決める時が一番勇気がいったし、しばらくは怖かったー(笑)。

インドって女性一人で行っていいものなの?・・という変な先入観がありまくりでしたが、慎重に選択・行動していればまったく問題ないというより、女性の一人旅に対して優しくサポートしてくださるお国柄でした。親切な人にたくさん助けられた今回の旅。

インドは広いので場所にも寄ると思いますが、私が滞在したティルバンナマライのラマナアシュラムは、実際来てみるとなんとも平和で穏やかな場所・・一体何をそんなに怖がっていたのでしょうね。








大聖地「アルナーチャラ」と大聖者「ラマナマハリシ」へのご挨拶と、巡礼。
12日間のラマナマハリシのアシュラム滞在は、きっと、今後の私の人生の中で大きな節目の出来事になるのだろう。


今はまだそんなに実感がないのだけど、きっとそうなるはず。



「沈黙の聖者」として名高い「ラマナマハリシ」のアシュラムは、あらゆる人種、背景を持った老若男女で毎日、朝から晩までとても多くの人が訪れていました。

アシュラム敷地内に入ると、まさに空気は、『サイレンス』・・・。

一歩外に出るとインドっぽい騒音なのですが、
敷地内は静寂と至福に満ちていました・・・まだラマナは現存されているということが、訪れる人には感じられる場だと思います。






2週間近く何をしてたのかというと、

最低限に必要な交流以外はしない(人と話さないということ)、とにかく一人でいること。瞑想をすること。内面をよく観ること。掘り下げていくこと。

・・・これまでの人生で、「こんなに自分と向き合った」のは初めてでした。



修行に専念できるように・・と用意される、日に3度のとても良質な食事とティータイムで出るチャイがとにかく美味しいこと。

ベット・机・椅子・トイレ・シャワールーム以外は何もない清潔で簡素な宿泊部屋。





アルナーチャラに毎日登る。アルナーチャラの周りを4時間かけて巡礼する。ラマナの教えをひたすら本や空気感から吸収する。



言葉ではまだまだ言い表せないのですが、驚きだったのは「寂しさ」が全くない2週間でした。

一人なのに、「一人ではない」感じ。日本では味わったことがない感覚でした。

集中して瞑想している方々、ひたすらに祈り、働く方々に1日中囲まれて、その場にいるだけで、胸が熱くなりました。
「静寂」ってこういうことなのかと、心の静まる体験もできたし。











今回の訪問の前に、私の人生を変えてくれた大恩人が亡くなりました。

少しばかりの後悔と空虚な気持ちが拭えなくあった中、インドに行ったら死生観は変わりました。

だいじょうぶ、ずっと生きているんだって、心の底から思えたことは本当に大きかったこと。


良い事ばかりが起きたわけではなく、内面と向き合う時間が多かったぶん、それはそれはしんどいことも。

・・・強烈なエゴ、執着を観ました。心の弱さからくる意志の弱さを目の当たりにし、出てくる出てくる、おどろおどろしい自我と想念。


ちょうど7日目には、想念にのまれっぱなしなことに激しく落ち込み耐えられそうもなく、インターネットカフェに駆け込み、親友にメール。

英語しか打てないパソコンで、慣れない英語で「少しだけしんどい。でももう少し頑張りたい。」とメールしました。

まさかのネットカフェの営業時間終了で、返信を見ることなく強制終了(笑)。


・・そのままとぼとぼとアシュラムに戻ったら、そこからがまた
奇跡の展開でV字回復したのでした。



自分のことだけに集中できる環境を見事なまでに整えてくださったラマナアシュラムの皆様、現地で助けてくださった日本人の皆さま、インドに行くことをとても喜んでくださり、日本でサポートし続けてくださった皆様、インドに行くきっかけをくださった今は亡き恩人のAさん、そして私の父・母には心から感謝をしています。


どんな状況でも受け止めて、不動の恩寵を与えて続けてくださるアルナーチャラ・バガヴァーンには、

与えていただいたものを努力して、努力して、努力する姿を捧げられるように。

また逢いに行けますように、お呼びがかかりますように。









〜掲載した画像は全てSさんが現地にて撮影されたものです。







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