ビッグテンプル(アルナチャレシュワラ寺院)とその周辺の紹介   

 

 

この登山道のゴールがアルナチャレシュワラ大寺院(通称ビッグテンプル)です。


インド最大級のシヴァ寺院でもあり、ティルヴァンナマライはこの大寺院を中心にした門前町です。

アシュラム正門からは約2キロ、オートリキシャを使うと10分弱(料金は2019年段階で50ルピー)という感じになります。

 


 下記画像をクリックすると日本語版紹介画像にリンクします(ただし東西が逆になりますので注意)。

 

 


1879年9月1日、ラマナはこの大寺院に到着しました。

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あたかも神が、その”最愛の息子”を迎える準備をしていたかのように、ヴェンカタラーマンは真っ直ぐに歩いて、一番奥の聖堂に入り、アルナーチャレシュワラに次のように話しかけた。

「私は御身のご命令によって御身のところに参りました。これは御身のご意思です」


「沈黙の聖者 ラマナ・マハリシーその生涯と教え」(出帆新社刊・柳田侃監訳)より抜粋、

到着場面の詳細はこちら→






登山道を下りきるとアルナチャレシュワラ大寺院の北西コーナーへ出る(右手に見えているのは西門)。

大通りを横断して(猛スピードで進行してくる車両に注意!)壁沿いに南(画面左手方向)へ直進。

右に見えている北門タワーの横を通り過ぎて、大寺院の北東のコーナー(画面中央)に向かって歩いてくることになる。

ここら辺から仰ぐアルナーチャラの雄姿。

右折して東門タワーへ向かう。

東門タワーの入口前のフェンス。

これがあるのでこの先は車両進入禁止。

同時に人間の方もこの隙間から入ることになる。

東門入り口前の様子。

寺院に入場する場合はもちろん裸足(ここに写っている人たちの足元に注意)。

履き物は持ち込み禁止なので、周囲にある「履き物預かり」に預けるか、門の脇に放置する。

(結構預けずに置かれている履きものがある・・もちろんこの場合盗難に遭う可能性あり)

至近距離で仰ぎ見ると首が痛くなるほど巨大、

全高50メートルと言われている。

 

因みにこの東門が正門になるが、他の3つの門からでも入退場可能である。

 

境内は3重構造になっていて、向こう側に見えているタワーは西門ではなく内陣への入口(さらにその奥にも門があり境内が続く)。

インドのヒンドゥ大寺院としては大変珍しいことに、最奥に鎮座ましますご本尊を、外国人(非ヒンドゥ)でも参拝することが出来る。

ただし境内は一応撮影禁止。

カメラを向けると注意される・・・のだが、昨今は殆どのインド人もスマホや携帯を持ってるからそれで撮影している。

上の写真は2004年撮影、こちらは2014年撮影。

実は大きな違いがあるのだがお分かりだろうか?

 

この写真左下の一角にフェンスと金属探知ゲート、及びポリスボックスが設置されているのが写っている。

2004年には、そういうものはなく自由に入退場出来たのだが、現在は入場時はこのフェンスの内側から金属探知ゲートを潜り、荷物チェックが実施されているのだ。

(荷物だけでなく「服装チェック」をされ、不適切と判断されると入場を拒否される場合もある。)

 

インドでも最大級のヒンドゥ寺院であるので、「ムスリム過激派」のテロ攻撃対象となる可能性を否定できない・・・からである。

 





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